安全運行への取り組み

鋼材を安全に輸送するためには、ドライバーの運転技術や鋼材の荷崩れを防ぐ固縛技術が欠かせません。

1957年の創業時から変わることのない、東鉄運輸の安全運行への想いと取り組みをご紹介します。

ドライバーの育成

東鉄運輸には、本社と宇都宮営業所合わせて57名のドライバーが在籍しています(2024年9月末時点)。

業務未経験のドライバーには、1年ほどの研修期間を設けて育成します。

・実際にトレーラーに乗車
・近距離から徐々に
・鋼材の種類を限定して輸送

このようにして、一人で輸送ができるように訓練していきます。

もちろん、経験の浅いドライバーに大型車両の運転を任せるのはリスクを伴います。
研修期間は1年を目安に行い、その後は独り立ちしますが、弊社では3年は投資期間のつもりで見守っています。
そうすることで、ドライバー一人ひとりに責任と安全意識が醸成していくのです。

なお、経験者は即戦力として最短1週間で研修を終了する場合もあり、柔軟に対応しています。

安全運行のために守り続けてきた信念

鋼材輸送時のミスは、大事故につながるおそれがあります。
ですから、万が一事故が起こってしまったときに被害を最小限にとどめるための取り組みは欠かせません。

その取り組みの一つが、創業時から続けてきた独自の速度制限です。
全車両にスピードリミッターを設置し、時速60km以下での走行を義務付けています。

「車体や積み荷の重量を考えれば、速度はそれ以上出すべきではない」というのが、創業時から変わらない信念です。

安全を守る環境づくり

時速60kmの速度制限は、ドライバーの意識だけでは守ることはできません。
そこで、車両には時速60kmに設定したスピードリミッターを搭載しています。

車両メーカーとの車軸設定や各種鋼材の形状・特性に合わせた調整に加え、スピードリミッターを搭載できない車両は使用しません。
また、ドライブレコーダーも全車両に搭載し、カメラも複数台設置しています。

安全教育やメンタルケアを継続し、なおかつ効果的なものにするため、教育コンサルタントによる研修内容の精査も行っています。
これにより、様々な状況に対応するドライバーをサポートし、一人ひとりの頑張りが給与に反映されるよう、待遇改善に取り組んでまいります。

「働きやすい」と思う従業員が増えることで、さらに人材が集まり事業が活性化・拡大することを目指していきたいと考えています。

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